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2010/09/13

家族の形(長いよ)

母が亡くなってひと月が経った

父と妹とわっちは 母の荷物の整理と 相続などの事務手続きと

雑多な用事に追われたが それもなんとなく落ち着いてきた


やらねばならない事はまだ残っているものの 時間が解決するだろう


ここに来て 母の人生について ふと考える事がよくある

今の父と再婚した時 わっちは中学に上がる年だった


「出会ってから30年、結婚してから25年」


父が何気なく言った言葉を聞いて 

家族の中で母と一番長く一緒に居たのは 

実はわっちだった事に改めて気が付いた


お葬式での故人の紹介では ○年に就職 ○年に結婚と

父と結婚した年だけ読み上げられていて

それよりも歳がいってる娘がいる事を考えたら

計算が合わず 本当は不自然な話である


父と母は職場結婚で その辺の事情は知っている人ばかりなので

誰も何も思わなかっただろうが 母の妹の叔母は こっそりわっちに言った



「再婚までの話が無いのね… 娘がいるのに おかしいよね」


「ああ…まぁ…いいんじゃないの? その当時の人とは疎遠になってたみたいだし」


「でも それだってお母さんの歴史でしょ?」



そうだよね 本当はわっちもそう思う

だけど それを読み上げて欲しいとは 母も望まないんじゃないかな



わっちにとっても その時間は 空白じゃないんだけどね…



父は弔辞で お世話になった人たちへの感謝と共に

二人の娘がおりますので 今後ともよろしくお願いします と 閉め括った


父は 過去の事はどうしようもない事としてあえて触れず

今ある家族の形が基本 という考えなのだろう




まだ 物心も付かない頃の方が良かったのか? それは解らないが

わっちが実父と離れたのは7歳の頃で 一緒に暮らした記憶はちゃんとある


母が再婚する時 わっちは喜びも嫌がりもした記憶が無い

嬉しくもないし 父に是非家族になって欲しいなどとも思わなかったが


何故か 母がそれで幸せならそうすればいいんじゃないか 

母の人生なのだから わっちがどうこう言える事じゃないと 

極めて冷めた考えを持っていた


今のののと同じ年齢で自分と母の人生は 別物だと認めていたのだ


…クソ生意気なガキだよなぁw


だからか 反抗期は凄かったし 

大人になってもしょっちゅう母と喧嘩していた

気性が似ているからだと 気が付いてはいたけど

仕方ないと思えるようになったのは 割と最近である


母が亡くなる直前 叔母がかなり話を聞いていたようだ

祖父と母のやりとりと 母がわっちに言ってた事が 

内容が全く同じなので 可笑しかったと言っていた


そういえば 母は祖父に似ていると言われると 

あまりいい顔しなかったような気がするw



亡くなるまで 父と母はしっかりと支えあっていた

それだけは本当に良かったし 母も幸せだっただろう


人間 勝手なもので 若い頃は父の事が嫌で堪らなかったけれど

いざ親が年老いて弱ってきて独り身を通してたら 余計に心配したと思う


娘が一番多感な時期の再婚には 大いに迷っただろうが

妊娠出産、育児のリミットが迫っていたのもあり(当時母40歳)

勿論なによりも 父の人間性を信頼できたから決断したのだろう


ただ わっちにとっては 正直辛い事が少なくなかった

未だに理不尽でならなかった事を思い出すと 気持ちが沈む


だけど 当時はそう思えなかったけれど

周りの人もみな良くしてくれたし 悪い事ばかりでもなかった


わっちの実父は別にいてやりとりがあった以上 

今の父とは 本当の親子とはどうしても違うのだが


人としての尊重があれば 血のつながり以外で

家族としてやっていくことは十分可能である


一人の人間として親を見て 良い事と悪い事と 

自分の中で区分け出来て そこに納得があれば

それでいいのだ


母が再婚した事は 彼女の人生に於いて必然だったのだ

でもその考えは 自分だけに限定しておかなければならない


今の所再婚どころか 色気の有る話も何も わっちには無いから 

近く直面する懸念は無いが w


12歳で自分と母親の人生が 別物だと思うかはその子次第で

ののききが同じ様に考えるとは思ってはいけない


彼女達とわっちとも 人生は別物だけれど

その後にわっちが経験した 理不尽も含めたさまざまな事を

自分が切った舵によって 娘たちを同じ目にあわせたいとは思わない


わっちの場合は 丁度良い距離が決まって

今の家族の形を 結果的には認めることが出来たけれど


家族になるには もの凄い葛藤と長い時間が必要で

実子でも継子でも 関わる時間が少なければ少ない程

親子や家族の感覚を 得ることは出来ない

ましてや他人が親になる為には 実親以上に努力が必要だ


そして そういう時間は 後から取り返すことはできない


将来もし わっちに縁あって相方が現れたとしても

娘たちが大人になってからでは 家族という感覚は無いだろう


お互い縄張りを持った親子の獣 というのは極端だけど

自立してしまえば 親子でも一人の人同士だ
 

人としての尊重が有っても 最初から他所の家庭になってしまっては

「家族なんだから」という伝家の宝刀は 全く通用しない


大人になってからも助け合えるのは 良くも悪くも 

それなりの積み重ねが あればこそではないだろうか?


なかなか助け合うことが出来ない 家族だって居る

長年過ごしてきても 「生さぬ仲」の場合は うまくいかない事も少なくない

更に他人のような人では…難儀そうである




…と ここまで考えてしまってから ふと思った


この先は なるようにしかならないのだ


考えた事で もういいやと満足した



読んでくれた方 長いボヤキに

お付き合いありがとうございましたm(__)m 



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コメント

って、だし屋も自分を重ねて思ってみたりww
家族、他人、義理・・でも、大人になっても一緒にいると家族になれるのかな?たぶんww
娘が結婚したら、旦那はだし屋(父親)にとって、家族になる!けども、心から家族だっ!とは、思えないのかな?どうだろう?
とりあえず、娘が結婚と妄想しただけで・・・寂しいですww
2010/09/23(木) 06:54:29 |URL|だし屋 #- [編集]
う~ん… 家族であるより人間同士であることの方が大きいかも

あああ 泣かないで!娘っちはいつまでもだし屋さんのかわいい娘っちだよぉ~
2010/09/23(木) 22:04:49 |URL|$有銭$ #NkaI7kmo [編集]

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